伊豆湯ヶ島温泉の老舗旅館。歴史のある建物ながら部屋のリニューアルもされていることもあって快適。
まさに旅館のコンセプトである「和とモダンが織りなす里山の古民家」だ。
▼今回の宿泊の目的は、狩野川のほとりに建てられた、貸し切りのサウナ。サウナの温度は90度ながら、ロウリュウを繰り返すことで、体感温度はかなり高くなる。
▼特別室の宿泊者のみが利用できるラウンジは快適。食事の後はここでゆっくり滞在をした。
▼大浴場は、男女入れ替え。巨大な石と樹木を切り抜いた「巨木の湯」「巨大な石」は一見の価値ありだ。
貸切露天風呂も予約制で利用は可能だが、部屋の露天風呂がとても快適であり、露天風呂付きの部屋の宿泊者であればあえて利用しなくてもよいほどだ。
▼料理は、湯ケ島産の生わさびを刺し身だけでなく、鍋や肉にもふんだんに利用。このわさびがあまりに美味しくて、三島の駅で購入したほど。
▼6月中旬には、徒歩5分ほどの狩野川の橋の上からは、多数のホタルが舞う姿の鑑賞も。
▼スタッフに外国の方が多く、その方たちは、丁寧な接客がすばらしい。またホタルの季節には訪れたい宿である。
