森羅、花しぶきなどを館山地区に展開する花しぶきリゾートグループの全室サウナ付きの宿。
立地は、花しぶきのすぐそば。海も徒歩圏内だが、この宿は完全に各部屋ごとにプライベート空間を囲っているため、残念ながら海は見えない。
▼部屋は、「プライベートヴィラ」と「ラグジュアリーヴィラ」の二種類。
違いは、プライベートヴィラが100㎡、ラグジュアリーヴィラが130㎡で2ベッドルームと庭がやや広いことと。それにサウナが、プライベートヴィラは、縦型のバレルサウナであるのに対し、ラグジュアリーヴィラは横型の大型であり、2組での利用を前提にしているのであろう。
二人での宿泊であれば、当然、サウナの大きさも含めてプライベートヴィラで十分である。
▼温度は90度の設定だが、ロウリュを繰り返すと小さなサウナなので一気にハードなセッティングに。
水風呂は、外なので外気温の影響を受けやすく、4月後半のこの時期で、日中は18℃から20℃、夜は15℃くらいの体感温度だ。
パキッと決めたいのであれば、もう少し温度は低くても良いのだろうが、なにせ、貸し切りで宿泊もするとなれば、他人にも時間にも急かされることもない。
ゆっくり、心ゆくまで水風呂を満喫した上で、いくらでも外気浴をすれば良い。
なにせ、夜の12:00までサウナは利用可能。もちろん、朝も10:30のチェックアウトまで利用も可能なのだから。
▼サウナグッズもポンチョやサウナハット、ロウリュウ用のフレグランスとまさに泊まれる貸し切りサウナというほどの充実度。
▼プライベートヴィラでのグランピングを謳うが、夕食については花しぶきでの懐石のコースとBBQのコースを選択できる。
前回同様、BBQを選択したが、最初に花しぶきのウリの刺身盛りも。
▼BBQのも伊勢海老にアワビ、はまぐりにサーロイン、フィレ。その上、鍋用に豚肉や野菜までと豊富で食べきれないほど。
▼BBQはスタッフが片付けてくれるのも、グランピングと違って快適。ディナー後はまたサウナを堪能する。
▼冷蔵庫に入れられていたウェルカムアペタイザーを小腹が減った頃に食す。これがやたらとうまい。
▼その上、ここの朝食で出されるダッチオーブンで焼いたパンは絶品。朝食後もサウナを堪能できるよう朝食はチェックアウトまでそのままでOKだ
ココは今一番お気に入りのサウナ宿。早くも次の予約を入れたくて仕方がない。