別邸仙寿庵 ★★★

谷川温泉にあるデザイナーズ旅館のハシリとも言えるラグジュアリーな宿。

 

20数年ぶりに昨年の冬に宿泊したところ、貸し切りのサウナがあまりにも良かったので、今年の分も夏のうちに早々に予約をした。

▼しかし、昨年あれほどあった雪も、今年は少なく、雪ダイブはおあづけに。その代わりに、昨年は入れなかた、川を水風呂にチャレンジ。

 

だが、雨のせいで水かさの増した水温4度の川には、浸かることは難しく、膝までしか入れず。

 

代わりに入った水風呂も水温6度のバリバリのシングルだ。

▼部屋のドリンクとお菓子はフリー。

▼その上、夜食としてちまきも。旅館では珍しいターンダウンサービスがあり、その際には、好みの枕を追加してくれる。テンピュールの枕がありがたい。

 

この部屋のベッドは、リクライニングの機能もあるもいい。

▼夕食も朝食もどれも丁寧な調理に好感が持てるが、早く部屋に戻りたい私達のためにご飯とデザートはわざわざ部屋まで運んでくれるホスピタリティにも泣ける。

次は、久しぶりに夏にいってみて、川を水風呂にするのにチャレンジしよう。

松坂屋本店 ★★

箱根芦之湯温泉、創業360周年の老舗旅館。

 

現在は、金乃竹グループとなり、リニューアルもされ、歴史的な建造物としての趣を残しながら、モダンな快適な滞在を実現している。

▼館内はまるで歴史博物館のようだ

▼ラウンジのほか、部屋の中の冷蔵庫、そして夕食時のドリンクはアルコールも含めてフリーフロー(有料メニューもあり)

▼夕食はやや少なめ、だが、それがいい。食べきれなかったご飯は、おにぎりにして頂く夜食に。これがとても美味しい。

▼貸切の露天風呂は時間予約制。期せずして、箱根での雪見風呂となった

▼朝食は、箱根の山を通過する旅人の食事を再現、タンパク質豊富なメニューとなっている。

▼帰りには、箱根の名店「竹やぶ」でそばづくしを食すのもいい。

これぞ、日本文化を凝縮したような宿で、インバウンド客に大人気らしいが、ディーブな箱根を体験できる日本人にとっても良い宿です。

 

 

御宿野乃浅草別邸 ★★★

ドーミーイングループ、人気の御宿野乃浅草に別邸が誕生。

 

新しい施設なので、他のドーミーインの良いところを踏襲している。

▼サウナは、スタッフが選ぶドーミーインNo.1「ドーミーインExpress富士山御殿場」と同じ仕様か、セルフロウリュウが可能な上、水風呂も深さ90センチで、水温は12-13度のハードスペック。

その上、ととのい椅子には、上から水蒸気が降り注ぐ。

 

野乃浅草だと、女性はミストサウナだが、こちらは女性もドライサウナだ。

▼当然のように、マッサージチェアは最新式、アイスは無料、漫画も充実、夜鳴きそばも大盛りで大満足。

▼夕飯は、またもすぐそばのもんじゃ焼き「もきち」。すべてスタッフが調理してくれるのがとてもいい。

▼場所は、花やしきそば、六区の中心で観光の拠点には最適。ただ、インバウンド狙いの割高なお店も多い。

なので、おすすめは、骨付鳥の店「一之亀」。濃いめの味付けがご飯にピッタリ。少し離れただけで昼時でも静かだ。

リッチモンドスコーレプレミア東京のサウナ付きルームが80000円以上と一気に2倍に値上げされたので、今後は、ここを都内での「サウナ部屋」にしようと思います。

 

 

沼津倶楽部 ★★

元ミツワ石鹸社長別荘の跡地にあるリゾートホテル。

 

何度もオーナーチェンジが繰り返され、2023年6月に再度リニューアルオープンを果たす。

▼今回は、「イチリンハナレ」のオーナーである齊藤シェフ監修のモダンチャイニーズのレストランも併設。

 

おなじみのよだれ鶏などを沼津の地でも食することができる。中伊豆、西伊豆の宿に宿泊する際のランチにちょうどよいのではないか。

▼朝食も中華というのは珍しいのでは。

▼サウナ付きの大浴場は、元々貸し切りでの運用であったようだが、リニューアルによりいつでも予約なしに利用可能に。

 

だが、それほど広くもないため、利用者は少なく、実質いつでも貸し切りサウナ状態。これがとても快適なのだ。

 

雫花 ★★★

千葉県館山で花しぶきやSHINRAなどの人気旅館を運営するグループのグランピングリゾート。

 

部屋は、コテージ形式でそれぞれにバレルサウナ、水風呂、温泉、外気浴が完備している。

 

今回の訪問がもう4回目のお気に入りのサウナ宿だ。

▼グランビング=コテージでBBQのことになりつつあり、その中でも、ここは海鮮の食材が美味しいのだが、今回は、館山でコンサートを見に来たついでの宿泊だったので、夕食は外食にしてみた。

 

車で15分ほどの「やまと寿司」。地元で人気の回転寿司店が海沿いに新規オープンした本店である。

▼お店は新規オープンだけに、広くてとてもきれい。

▼最近の回転寿司は、寿司が流れてくることはなく、タブレットで注文すること以外、普通の寿司店と何も変わらなくなってきている。

 

寿司も回転寿司とは思えないもので、特に、生きたアジをさばいて揚げた「生アジフライ」がとても美味しかった。

 

▼ウェルカムフードは、お酒のおつまみのようだが、夜食に食べるのにぴったりだ。

▼朝食は、ダッチオーブンで焼いたパンが絶品。これだけ売って欲しいほどだ。

今回は、前回から2ヶ月での訪問となったが、冬は、水風呂もキンキンで、サウナには良い季節だった。

 

 

ザ・リッツカールトン日光 ★★★

中禅寺湖畔にあるリッツカールトン。

 

春夏秋冬をそれぞれ経験し、今では、冬に毎年、マリオットボンヴォイのポイントで宿泊している。

 

今回は、新しくできた東武鉄道スペーシアXで訪問した。

▼国内のリッツカールトンで初めての天然温泉。特に冬の露天風呂は外気が冷たく最高。サウナはややぬるめのリゾート仕様だが、水風呂もあり、あるだけありがたい。

▼夕飯はいつもの寿司カウンター。予約は遅くとも1か月前にはしておきたい。コースのほか、アラカルトも可能。

コースは、おつまみも多く、寿司を中心にしたいのであれば、「おまかせ」がおすすめだ。

▼朝食はレストランだと一人前があまりに多いので、最近は、いつもインルームダイニングで一人前を二人でシェアしている。これがちょうどいい。

▼プラチナエリートの特典でレイトチェックアウトを16:00までできたので、ランチもインルームダイニングにしてみた。

個人的には、一番良いのは冬だと思うのだが、オフシーズンなので、マリオットボンヴォイの必要ポイント数も少なめ。また、来年も同じ時期に予約するとするか。

 

あぶらや燈千 ★★★

長野県湯田中温泉の老舗旅館。湯田中地区はタクシーの手配が難しく、渋温泉などに行くには苦労するが、この宿は駅から徒歩圏内で安心。

 

今回は、サウナ付きの特別室に宿泊した。

▼サウナはギリギリ二人は入れる。ロウリュウもできて思いのほかセッティングはハードに。内風呂を水風呂に、露天の温泉もいい。

▼食事は、居室とは別に区切られた食事処での「部屋食」。特別室は、板前さんが、てんぷらと寿司はその場で調理をしてくれるのがうれしい。

▼朝食も部屋食、卵料理を板前さんが目の前で作ってくれる。

▼屋上にはドーム型のルーフトップバーも。ヒーターとこたつはあるが、さすがに1月の夜はかなり寒い。

▼特別室利用者には、特別ラウンジの利用も可能だ。

▼サウナ付きの大浴場も充実。長野新幹線を利用すれば、意外と近いので、再訪したい宿です。