以前の熱海の一等地、お宮の松付近、つるやホテルの跡地にできた中国資本の大型高級リゾートホテル。
熱海への団体旅行需要がなくなり、大型ホテルが次々倒産し、小規模ラグジュアリーホテルが増えた熱海では、珍しいタイプのホテルである。
施設の充実度やホスピタリティのレベルは都心のラグジュアリーホテルと肩を並べるくらい。それに魅力的に温泉が加わったとなれば、あえてこのホテルに宿泊するために熱海に行く理由ができたというべきであろう。
▼三方向を山に囲まれた熱海の花火大会を部屋からこの迫力で感じ取れるのはすばらしい
▼大浴場には展望露天風呂にドライサウナ、ミストサウナ、水風呂、休憩用の椅子は完備。露天に休憩施設がないのは惜しいところだ。
▼このホテルで特筆すべきなのは、食事のクオリティの高さ。鉄板焼きは店の差がつきにくいがここはかなり美味しく感じた。
▼クラブラウンジは、宿泊者は無料で利用が可能。カクテルタイムはアルコールやフードの提供も。これで夕飯の代わりというわけにはいかないがつまみとしては十分であろう。
▼朝食はブッフェスタイル。中国資本であるためか、中華のバリエーションが豊富だ。
▼チェックアウト後のランチは寿司カウンターで。丁寧な仕事がされていた鮨は、銀座の高級店と変わらないクオリティ。熱海地区はあえて食事に行きたくなる店が少ないので、伊豆の旅館の帰りのランチでもおすすめしたい。